アスペルガーな夫を持つカサンドラ妻の嘆き~別居・離婚・シングルマザー~

アスペルガー+ADHD(未診断だけどほぼ確実)の夫を持つ妻の思いを綴ったブログです。夫との生活が辛く苦痛に感じている私はカサンドラ症候群かも?空気の読めない行動や言動、突然キレる、簡単なことが覚えられない、共感できない、そんな彼を夫に父親に持つ家族の苦悩。ストレス解消法や癒しを求めるカサンドラ妻の思い。離婚を前提とした別居を経て、無事に離婚が成立しシングルマザーとなりました。あくまでも妻側からの一方的な見方であることをどうぞご理解ください。

アスペルガー元夫との老後が想像できなかった…

アスペルガー夫との老後が想像できない

肩を組む老夫婦

アスペルガー元夫と生活していたときのことをふと思い出しました。

まだ彼が「アスペルガーなんじゃないか?」なんて全く知る由もない頃です。

つねに漠然とした不安や違和感を持っていたんですが、よく思っていたのが「この人と二人で過ごす老後が想像できない」ということでした。

そのときの気持ちについてお話します。

 

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夫との老後が想像できないってどういうこと? 

アスペルガー夫との老後が想像できない

グラスを傾ける老夫婦

密かにですが、あこがれていたこと。

それは、幸せな結婚をして、子どもたちを立派にそだてあげて、夫婦2人の生活になったときに某チャーミーグリーンのCMのように仲良く手をつないで散歩する老夫婦になること。

 

しかし、結婚してから子どもが生まれて、ドタバタとしているうちに、そんなことはまったく想像できなくなっていました。

 

うちの両親は、子育てがひと段落してからというもの、夫婦二人でよく旅行に行ったり、食事に行ったりしています。

 

漠然と、夫婦って年取ったらそんなふうになるんだろうな~って思ってました。

でも、私はどんなに前向きに妄想しても、夫とそんな老後が過ごせることが微塵も想像できなかったんです。

それどころか、どんどん不安が増してきて、いつ頃からか私の老後の夢は全く違うものに変わっていました。

 

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老後は一人で好き勝手に生きたい

アスペルガー夫との老後が想像できない

バックパッカー

これが私がいつからか強く願うようになったことです。

 

子育てがひと段落して、子どもたちがみんな独立したら私は

  • バックパック背負って一人で旅をしたい
  • 友達と一緒に好きな時にランチや飲みに行きたい
  • そのためにも自分である程度稼げるようになっておきたい
  • 子どもたちと一緒に旅行に行きたい

そんなことを考えるようになっていたんです。

 

未来予想図の中に夫の姿はありませんでした。

 

当時は、なぜだかわかりませんでした。

自分でもちょっと不思議でした。

 

もし、歳を取って私が病気になったら?

私が先に動けなくなって、介護をしてもらわなきゃならなくなったら?

 

夫には絶対に任せられない!!!

 

っていう恐怖というか不安というか、そんな思いが常につきまとっていました。

 

だから私は元気で長生きしなきゃ。

夫より先に死ぬなんて絶対に嫌だ。

 

って強く思っていたんですよね。

 

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すでにカサンドラ妻の心は悲鳴をあげていた

アスペルガー夫との老後が想像できない

手をつなぐ老夫婦

なんで私は夫に対してそんなことを思うの?

私がおかしいの?

私の心が冷たいの?

 

ワンオペ育児や家事に追われながらも、ふとした瞬間にそんなことを考えることがありました。

だって、友達夫婦を見たら、なんでもない普通の会話を普通に楽しんでる。

夫婦二人で食事をしたり出かけたりしてる。

 

でも私は・・・できれば夫婦二人っきりは避けたい。

って思ってました。

 

だって、二人になっても夫はスマホばっかり。

会話もろくに成立しなかったから、私がなにか話題を探して話さなきゃ!って焦ったりして。

 

今思えば、すでにあの時点でかなり疲れてたな。

ここまでよく耐えてきたな。

 

よく頑張ったな、私。

 

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さいごに

アスペルガー夫との老後が想像できない

仲の良い老夫婦

離婚して4か月が経ちました。

今ではアスペルガー元夫と二人で過ごす老後の心配をしなくてよくなったので、正直、気持ちが晴れ晴れしています。

 

子どもたちが独立するまではまだ大変だけど、その後一人になったら思いっきり一人の人生を楽しみたい!

そう思うとすごくワクワクします。

 

離婚、母子家庭、シングルマザーって聞くと、周りの人はたいてい暗い感じになっちゃいますが、私の心はすかっ晴れなんですよー!って叫びたい気分です。

 

人生で今がいちばん充実していて楽しいかも。

これからもっともっと楽しむためにも、やっぱり健康第一ですね。