アスペルガー夫と離婚する方向で準備開始!
昨日、私がちょっと外出して戻って来たら、リビングで夫と息子が殴り合いに!
まずは息子を守ろうと慌てて間に入っても、興奮状態でなかなか落ち着かない様子でした。
理由を聞いたら、スマホが原因!?
そのとき、私の中でプチンとキレました。
もうこの人と離婚しよう!息子を守ろう!
とにかく息子が心配なので、急ぐことにしました。
- スマホ依存症のアスペルガー夫がスマホのことで息子を怒る
- アスペルガー夫は口論になると口達者
- カサンドラ妻からアスペルガー夫へ提示した選択肢
- アスペルガー夫の離婚・別居に関する考え
- 急に態度が変わって下手に出るアスペルガー夫
- 今後どうするか
スマホ依存症のアスペルガー夫がスマホのことで息子を怒る
昨日の朝、息子は早めに起きてお気に入りのゲームをスマホでやっていたんです。
普段学校がある日は、ゲームは1日30分と決めています。
休みの日や天気が悪い日はそこまで厳しくは言っていなくて、1日30分を2回ぐらいやってもいいかな、ということにしています。
昨日はちょうど夫も休みで、そんな日はグーグー遅くまで寝ています。
ゆっくり起きてきたくせに、ゲームをやっている息子を見て
夫「いつまでゲームやってるんだ!」
息子「さっき始めたばかりだよ」
夫「嘘つけ!もう1時間以上やってるだろ!」
という感じでバトルになったようです。
私は早朝からちょっとだけ用事があって出ていたんですが、戻ってきたときにはもう大変なことに!
夫も興奮状態で「こいつは嘘をついた!俺をだました」といって、殴ってきた息子に殴り返す、蹴ってきたら蹴り返す!
妻「もうやめて!お父さん叩かないで!そんなスマホ漬けの人に注意されたって、説得力ないでしょ!」
夫「うるさい!俺は時間があるときにたまにしかスマホを見ていない!それに見てるのはニュースや勉強のページがほとんどで、ゲームはやっていない。俺のスマホの中にゲームがあるか?ないだろー!」
妻「は?たまにしかスマホを見ていない?ゲームはしてない?小学生の言い訳か!ふざけんな、出ていけー!」
夫「こいつは殴ってきたんだぞ!いつもそんなふうにかばって甘やかしていたらしょうらいどんな人間になるか!他人に暴力をふるったり、刃物でも持って傷つけたりしたらどうするんだ!」
妻「あなたは息子の特性を理解していないでしょ!なんで暴力や暴言という形で表現するかを理解しようと努力していないでしょ!私は一生懸命息子のことを理解しようと本を読んで勉強してるし、小児科や専門の病院にも連れて行って相談してるんだよ。発達外来のお医者さんも、こういうときはまず落ち着かせるように、ってアドバイスしてくれたんだよ。あなたは全然積極的に関わろうとしないじゃない!」
夫「息子を理解しない?理解してるよ!医者がどう言ったか知らないが、息子は何もおかしくない、検査したって何もわかるわけがない。俺にはわかるんだ。こういうときは厳しくすべきなんだよ!」
・・・という感じで私と夫の口論が始まりました。
アスペルガー夫は口論になると口達者
アスペルガー夫はスイッチが入ると、口達者でああ言えばこう言う、まるで小学生か!というような言い訳や屁理屈を次から次に並べ立てます。
昨日は私も言いたいことを我慢せずに言ってやろう!と思って、まくし立てられたけどひるまずに挑みました。
私が言ったことに対する夫の反応
「私たちの目に映るのは、暇さえあればリビングでゴロゴロ転がって、スマホばっかりいじってる」
→リビングにはイスもテーブルもないから、ここに座るしかない、ずっと立ってろとでも言いたいのか?
「もう何年も前からスマホ中毒だったのが、すごく嫌だった。子どもたちが小さい頃に描いたお父さんの絵には、手にスマホを持っていた。スマホの問題が叫ばれているこのご時世、あなたの姿が子どもたちにどれほど影響があるか」
→スマホを使う時間は前と比べて減ってきている。
「私がトイレに入っている間に、あなたはスマホかテレビ。末っ子が玄関から転落しそうになってた!なんてこと一度や二度じゃないよね。」
→子どもは実際に落ちてけがをしていないからいいじゃないか!
「息子が『お母さん、お願いだからお父さんと離婚して』って泣きながら訴えてきた。子どもにこんなことまで言わせるなんて・・・」
→あいつは正常な考えではない。真に受けるな。
夫の言い分に対する私の反応
「お前は何でもかんでも先に計画をして、準備して、手はずを整えて・・・俺には何の相談もせずに、口を挟む隙もない。」
→「私がやらなきゃ誰がやるの?相談しようと話しかけても返事は『うん、大丈夫、いいです』これだけか、聞いてんのか聞いてないのか返事すらないときもある。こんな人に話しかける気力ももうない。それにあなたの方から『こういうのはどうかな』っていう積極的な働きかけがまったくない。
「子どもと遊ぶことだってお前がすべて手配する。俺には車も運転させないから、子どもたちを遊びに連れて行くこともできない。」
(夫に車を運転させるのは、命に関わる危険行為なんです・・・。もともと運転技術が下手なうえに、とっさの判断が苦手。)
→車がなくても、家の周りには山も川も海も歩いていける範囲でたくさんあるよ。ちょっとした時間で散歩に連れ出すとか十分できるんじゃない?
「子どもたちを散歩に誘っても行きたがらない」
→そりゃそうでしょ。お父さんと遊ぶのを嫌がってるもん。
「子どもたちを迎えに行くことすらさせてもらえない」
→何度か頼んだことあったよね。そのときあなたはスマホで写真や動画ばっかり撮って、子どもたちのこと全然見てなかったでしょ。息子は一人で帰ってきたんだよ!「お父さん写真ばっかり撮って全然進まないから置いてきた!」って。いくら田舎とはいえ、まだ子どもは小さいんだからちゃんと見ておかないと。それが親の責任でしょ。それができないから安心して子どもを任せられないんだよ。
まるで子どもを相手にしているようで、まともな話し合いにはなりません。
カサンドラ妻からアスペルガー夫へ提示した選択肢
息子の精神状態がおかしいこと、私も長年苦しんで体の不調が出てきたことから、「もうこれ以上一緒には暮らせない」ということをはっきり言いました。
夫は私たちがここまで苦しんでいたとは思ってもいなかったようで、離れたいという言葉を聞いたときはさすがに驚いていました。
しかし、私ももう限界。
そしていちばん心配なのが息子のことです。
息子自身の発達障害の検査や診断もこれからだし、それをまず父親が理解しようとしないことには、一緒に子育てなんてやっていけない。
もうそのときが来たな、と判断しました。
私は冷静に
「離婚してください」
と言いました。
でも、新しい土地に来て子どもたちも私もやっと慣れてきたところだから、環境を変えたくない。
だから、夫に出ていってほしいとお願いしました。
- 夫がアパートでも探して一人暮らしをする。
- 夫が自分の地元に帰る。
- それが嫌なら私たちが、他の家を探して引っ越す。
- どうしようもなければ、子どもたちを連れて実家に戻る。
私が子ども3人抱えて引っ越すのは、相当の労力とお金がかかるので、できればあなたに出ていってほしいということをはっきりと伝えました。
夫は「少し考えさせて」と言って出ていきました。
アスペルガー夫の離婚・別居に関する考え
出ていった夫はお昼前に家に帰ってきました。
まずは腹いっぱいご飯を食べる・・・それがまた腹立たしいんですが。
それから夫の考えを聞きました。
別居には同意する
子どもたちが自分に対して強い嫌悪感を抱いていることは確かに感じるので、一時離れる時間は必要かもしれないということはわかる。
一人暮らしには慣れているから、それも問題ない。
ただ、自分も生活費や家賃がかかるからこれまでのように生活費を渡せないけど、構わないか?
とのことでした。
私は「構わない」と答えました。
子どもたちや私たちの苦しみは、お金で解決できるものではありません。
離婚はしたくない
私が最初に「離婚」という言葉を出したとき、夫がいちばんに心配したのは自分のビザのことでした。
夫は中国人なのですが(どこの誰だかわかっても、どうぞスルーしてください♡)、日本人の配偶者という滞在資格を持っています。
離婚すれば当然、ビザを切り替えるか帰国しなければならない。
「日本に来ようと決意した時、もう帰らないと決めた。だから今ビザがなくなるのは困る」
と言ったんです。
いちばんに心配したことは子どものことでも妻のことでもなく、自分のビザのことだったんです。
ある程度予想はしていたけど、やっぱりか・・・というがっかり感。
そして、逆にスッキリした気持ちもありました。
そっか。ビザのためか。
ビザの手続きについても、自分では何一つ調べようとしなかった夫。
私が全部調べて、必要な書類を準備して、記入して、手続きに夫を連れて行って…
「ビザに関することも、何一つ自分でやろうとしなかったよね。そのうえ『お前みたいに何でもかんでも先のことを考えて、準備して動くなんて、そんな生き方は疲れる』って言ったよね。私が動かなかったら疲れるどころか生きていけないよ」
と言ってやりました。
夫は急にしゅんとして
「そのことについては感謝している。」
とおっしゃいました。
今さら何を・・・
その後、取り繕うかのように
「いちばん心配なのは末っ子のことだ。まだ2歳にもなってないし、自分の意志もない。そんなときに親の都合で父親がいなくなるなんてかわいそう。とりあえず別居して、末っ子が大きくなってから、彼自身の意見を聞いて、父親がいなくても大丈夫と言うのなら離婚も考える。」
と言いました。
は?かわいそう?誰が?
こんなスマホ・テレビ漬けのグータラな父親を見ずに育った方が、よっぽど末っ子のためなんじゃなかろうか???
物心つかないうちに分かれたら、末っ子はラッキーなんじゃないの???
急に態度が変わって下手に出るアスペルガー夫
まさか私が離婚なんて口にするとは思ってもみなかったんでしょう。
午後に話をしたときは、なんか急にしおらしくなって、下手に出だして、これまでの剣幕は嘘のよう。
「今までも嫌なことあったの?言ってくれればよかったのに・・・」
言ってましたよ。チクチクと。
でもできるだけ優しく、プライドを傷つけないように。
それが全く響いてなかったんですよね!
「君もこれまでいろんな苦労をしてきたのはわかる。もう10数年連れ添ってきたんだから、離婚だけはどうか勘弁してくれないかなぁ・・・」
もう私も子どもも限界なんです!
私は、離婚することで得られる支援や、弁護士に頼んだ場合にかかる費用や手間なども調べて突き出したかったので、ひとまずその日は
「親の意見も聞いたりしたいから、少し考える時間をちょうだい」
と言って終わりにしました。
今後どうするか
シングルマザー生活便利帳 ひとり親家庭サポートBOOK [ 新川 てるえ ] |
親にも相談しましたが
「もう十分頑張ってきたんだからいいと思うよ。遅かれ早かれ離婚した方があなたたちのため。特に子どもがかわいそうだから、もう強気で通しなさい!」
と私とまったく同じ考えでした。
中途半端に別居するのではなく、離婚の準備を進めていきたいと思っています。
図書館で「シングルマザー生活便利帳2018-2019」という本を借りてきました。
母子家庭で受けられる援助や様々な制度につても、調べていきます。
こうなったら、エネルギー振り絞ってやり遂げます!!!