アスペルガー夫は超楽天家で毎日のんき!
うちの夫は診断は受けていませんがアスペルガー+ADHDの傾向があると思っています。
しかし、夫自身は自分で生きづらさや困りごとをあまり感じていないようです。
困ったことがあっても、「何とかなる」と思っています。
それは「周りが何とかしてあげている」ということなんですが、それがわかっていません。
そこに腹が立つわけなんです!
その積み重ねで私がカサンドラ症候群っぽいことになっていることも、夫は知る由もありません。
夕方忙しい時間に散歩に出かけるアスペルガー夫
夫は転職してから、残業もなく休みが増えました。
平日が休みのことも多く、そんな日はたいていゴロゴロ寝そべってスマホ&テレビ三昧です。
家事なんて自分からしようという姿勢は全くありませんでした。
今ではうちの母からもいろいろ言われて、掃除機ぐらいはかけるようになりましたが、それもイヤイヤ感丸出し。
私は自宅で仕事をしています。
締め切りに追われるフリーライターなので、いくら家で仕事をしているからと言っても気が休まる暇もありません。
夫が平日休みの日は、昼ご飯も余計に一人分用意しなきゃいけない。
自分一人だったら、残り物だけで適当に終わらせるんですけどね。
そして、夫は一日中グータラしていたあげく、夕方の忙しい時間になって「散歩に行ってくる」と出ていくことがしょっちゅうなんです。
うちには子どもが3人いるんですが、夕方5時頃、それぞれ学童と保育園に迎えに行って全員一緒に帰ってきます。
それから、保育園から持ち帰った着替えを洗濯し、干してあった洗濯物を取り込んで畳んだり、夕食の支度をしたり・・・
その間いちばん小さな末っ子が、引き出しを開けて物を出したり、私にまとわりついするので、もうまるで戦場のような感じなんですね。
夫はそんなことがわからないんです。
一日中着替えもせずにだらしなく過ごした上に、一番手伝ってほしい時間帯に出ていく。
しかもスマホ片手に動画や写真を熱心に撮りながら。
帰ってきたら真っ先にご飯をたらふく食べ、その後またご熱心に動画や写真の編集をしてSNSにアップするという。
アスペルガーだろうがなんだろうが、こんな夫の姿を見てムカつかない人っていませんよね!
私は血が煮えたぎって頭から噴火しそうになるのを必死で押さえるので精一杯です。
子どもたちの前では笑顔でいたい・・・その一心で、「夫はいないもの」と自分に言い聞かせて、できるだけ視界にいれないようにしながらやってます。
携帯電話が不通になれば妻にチャージを頼むアスペルガー夫
中国の携帯電話は、先に通話料をチャージしておいて使うという方法が主流なんです。
チャージしておいた料金分を使ってしまったら、突然不通になります。
しかし通話料があと少し、というときには必ずメールでお知らせが届くようになってるんですね。
アスペルガー夫はそういうのに気が付かないんです。
おまけに「〇月〇日にいくらチャージしたから、そろそろなくなる頃かな」というような見通しもできません。
仕事中も平気でスマホをいじれるような環境だったので、不通になると超焦るわけなんですよね。
そして勤務先の固定電話から私に電話をかけてきます。
「携帯電話の通話料がなくなったからチャージしておいて」って。
これが一度や二度ではありません。
もう・・・数え切れないぐらい!
「ふざけんな!」
私はずっと自宅で仕事をしながらワンオペで家事育児をこなしてきたんです。
妊娠中はつわりもひどくて、それでも家事や上の子の世話をしながら、必死にやってきたんです。
そんな私を気遣うどころか、まるで便利屋か何でも屋扱い。
「この前も突然通話料がなくなったから、次は気を付けよう。」
「今月はなくなるのが早かったから、次は多目にチャージしておこう。」
というような考えは全くありません。
私のおかげで無事に使うことができるようになったスマホを片手に、彼はその日も鼻歌歌いながら帰宅しました。
通話料のチャージは、スマホが普及してからはかなり簡単にできるようになりました。
小さなことかもしれません。
だけど、この小さなことの積み重ねが続き、私はだんだんおかしくなっていったんです。
感謝もされない。
労わってももらえない。
何でもかんでも私がやらなきゃいけない。
将来について何も考えていない。
何事も「なんとかなる」と思っている。
こんな相手と対等にやろうと思ったら、本当に心が擦り切れます。
さいごに
アスペルガー夫は毎日とても楽しそうです。
暇さえあれば田舎の風景を動画や写真に収め、編集してSNSにアップしています。
夫が転職してから収入が激減し、私はさらに家計を引き締め、家計簿とにらめっこ。
子どもたちが大きくなるにつれて行事、学校などの役員の仕事、習い事の送迎、通院など、大変になることが山ほどあります。
そういうことも全部「なんとかなる」と夫は言います。
私がなんとかしてるんです。
この大変さをわかってほしい。
将来のことをもっと真剣に考えてほしい。
そういう思いを夫にぶつけたこともありました。
しかし逆ギレされて終わり。
もうこの人とまともに話すことはできないな…という寂しい思いが私の心をさらに追い詰めるのでした。