アスペルガーな夫を持つカサンドラ妻の嘆き~別居・離婚・シングルマザー~

アスペルガー+ADHD(未診断だけどほぼ確実)の夫を持つ妻の思いを綴ったブログです。夫との生活が辛く苦痛に感じている私はカサンドラ症候群かも?空気の読めない行動や言動、突然キレる、簡単なことが覚えられない、共感できない、そんな彼を夫に父親に持つ家族の苦悩。ストレス解消法や癒しを求めるカサンドラ妻の思い。離婚を前提とした別居を経て、無事に離婚が成立しシングルマザーとなりました。あくまでも妻側からの一方的な見方であることをどうぞご理解ください。

アスペルガー夫がメールでお詫び

アスペルガー夫 カサンドラ妻

ピアノ



数日前、別居中の夫からメールが。

「子どもたちのピアノの発表会の日程を教えてほしい」とのこと。

子どもたちもですが、私もまだ安心して夫に会えるような状態ではありません。

なんと返事をするか迷いました。

 

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カサンドラ妻から夫へのメール

アスペルガー夫 カサンドラ妻

メール



夫と別居して3週間ほど経ちました。

子どもたちも私も、だいぶ精神的に落ち着いてはきましたが、まだまだ夫と会うのは厳しい状態です。

家でも子どもたちと父親の話はほぼしません。

せっかく落ち着いてきたときに、しかもピアノの発表会という子どもたちにとって特別な場に、ひょっこり父親が現れたら…

 

特に長男のことが心配です。

きっと動揺してしまうだろうな。

長男だけじゃない、私もそうなるだろうな。

 

いろいろ考えたんですが、日程を教えないわけにもいかないし。

数日前に渡して目を通してもらっていた、離婚協議書についての意見も聞きたかったし。

そこでこのようにメールをしました。

 

「ピアノの発表会は〇月〇日〇時~です。

子どもたちも私もまだあなたに落ち着いて会えるような状態ではありません。

もし見に来てくれるなら、特に子どもたちにわからないように、こっそり来てもらえますか?

 

それから、離婚協議書に目を通していただけましたか?

何も問題がなければ署名捺印をして、次の手続きに移りたいのですが。」

 

 

と。

 

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それに対するアスペルガー夫の返信

アスペルガー夫 カサンドラ妻

謝罪



するとしばらくして夫から返信がきました。

 

「返事ありがとう。君の気持ちはよくわかる。

子どもたちと君に大きな影響を与えてしまったことを申し訳なく思っている。

特に今の場所に引っ越してきてから、俺はいつもイライラしてたし不安だった。

子どもたちに対してひどい態度をとったこともあった。

そのことを謝りたい。

俺も教訓を得たし、これからは積極的にプレッシャーに立ち向かっていきたい。

君たちが楽しく健康でいられることを望んでいる。

 

長男の状態がとても心配だけど、君に任せる。

きっと改善できることを信じている。

そしてお父さんは永遠に君たちを愛してるって伝えて欲しい。

 

離婚協議書については特に意見はありません。

ただ、ビザの事をもう少し詳しく調べたいので時間をください。」

 

という内容でした。

 

夫が謝ってきた…

 

まずそのことに驚きました。

あんなにプライドが高い人が。

 

人の気持ちがわかるの?

 

子どもたちに対してだけだったけど、これは本当に意外なことだったからびっくりしました。

 

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その後のアスペルガー夫とカサンドラ妻のやり取り

アスペルガー夫 カサンドラ妻

メール

夫は人の気持ちがわかるんだろか…

 

そんな気持ちが湧いてきて、次の日、先ほどのメールに対して返事を書きました。

 

「あなたの気持ちはわかりました。

あなたは悪い人ではありません、しかし私たちの精神状態が回復するにはまだ時間がかかります。落ち着いてきたら、あなたの言葉を子どもたちに伝えたいと思います。

 

実は、私はずっと寂ししさや孤独を感じていました。

あなたはいつもスマホばかりで、雑談すらできない。

私はあなたの妻じゃないの?女じゃないの?ただ家事や子どもの世話をする家政婦なの?ってよく思っていました。

 

だけど、もう過ぎてしまったこと。

過去のことを持ち出すのはもうやめましょう。

 

私も前を向いて歩いて行きます。

3人の子どもたちに恵まれたことは、本当に幸せです。

あの子たちをきっと幸せにします。

そして、いつの日かあの子たちがあなたを受け入れて、楽しかったことを思い出せたらいいなって思います。

 

もし時間があれば「子どもの発達障害」に関する本を読んでほしいと思っています。

長男と二男は発達障害の可能性があって、病院にかかっています。

 

~~子どもたちのあれこれ~~

 

ビザのこともわかりました。

できるだけ早くきちんと調べて、何かわかれば連絡をください。」

 

それに対して夫から次のような返事がありました。

 

「ありがとう。

過去のことはもう持ち出さない、誰が正しいとか悪いとか言い争いもしたくない。

前を向いて、それぞれ努力していこう。

子どもたちのことは頼んだ。」

 

とのことでした。

 

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さいごに

アスペルガー夫 カサンドラ妻

メール

夫は子どもたちに対してお詫びの気持ちを表しました。

つい先日まで自分を正当化し、言い訳ばかりしていた人が、別人のようで驚きました。

 

1人になってみて、いろいろと考えることがあったんでしょうね。

 

私に対しては何もないし、子どもたちの発達障害については理解しようという気持ちがあるのかどうかもわかりません。

 

どちらにしても、離婚するという結論をもう覆すことはないし、これからお互い大変なことがまだまだたくさんあるだろうけど、それに向かっていくしかないんです。

 

夫は幸い昔から、どんなに大変なことに直面しても気持ちの切り替えが非常に早いという長所がありました。

 

いつまでも過去のことをほじくって、あれやこれやと文句をつけてきたり、いじけたりしないという点は素晴らしいと思っています。

 

離婚協議書の内容にも意義はない、とのことだったので、後はビザのことを解決して次に進みたいと思います。