アスペルガーな夫を持つカサンドラ妻の嘆き~別居・離婚・シングルマザー~

アスペルガー+ADHD(未診断だけどほぼ確実)の夫を持つ妻の思いを綴ったブログです。夫との生活が辛く苦痛に感じている私はカサンドラ症候群かも?空気の読めない行動や言動、突然キレる、簡単なことが覚えられない、共感できない、そんな彼を夫に父親に持つ家族の苦悩。ストレス解消法や癒しを求めるカサンドラ妻の思い。離婚を前提とした別居を経て、無事に離婚が成立しシングルマザーとなりました。あくまでも妻側からの一方的な見方であることをどうぞご理解ください。

アスペルガー父親の子育てって…お父さん大好きだった娘の変化

アスペルガー 父親 子育て

父娘



うちの娘は現在小学校1年生。小さい頃からお父さん大好きっ子で、いつも「お父さん、お父さん」とくっついていました。

しかし、夫が豹変してから娘の父親に対する態度も少しずつ変わってきました。

そして先日の息子&母親VS父親のバトル・・・目の前で見ていた娘もとても怖い思いをしたと思います。

 

aspergers.hatenablog.com

 

娘が昨日「お父さんヤダ・・・」って涙ぐんでいたんです。

そんな娘を見て、すごく切ない気持ちになりました。

 

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アスペルガー夫は娘にとってどんな父親なのか

アスペルガー 父親 子育て

父娘



娘が小さいとき、夫はそれなりによく遊んでくれていたと思います。

アスペルガー父親の子育ての方法は

 

  • すぐにスマホを与える
  • お菓子を大量に買ってあげる
  • キッズスペースや遊園地などでお金を惜しまず使う

ということが多くて「もうちょっと我慢させることも教えたいから、考えて欲しい」ということをよく話してはいました。

それでも、今よりは子どもと積極的に関わろうという姿勢がまだありました。

それに、夫自身も大きな子どもみたいなもんだから、子どもたちと同レベルで遊べる部分もあったんですね。

子どもたちも懐いてたし。

というわけで、大目に見ていた部分もあります。

 

こんなお友達みたいなお父さん、小さい子にとっては大好きな存在だったんです。

 

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娘のアスペルガー父に対する気持ちの変化

アスペルガー 父親 子育て

父娘



 

そんな大好きなお父さんが「何だか変だな」というのは、子どもでもそれなりに感じ取っていたようです。

特に、日本へ移住して、夫が一人語学学校へ行って、家族のもとに帰ってきたとき。

 

私や長男が感じた「ガッカリ」な気持ちを、娘も多少感じていたと思います。

 

娘は年長のときに日本へ来たので、わずか1か月ほどですっかり中国語を忘れ、日本語が驚くほど上達しました。

 

小さい子どもほど適応能力が高いですね。

 

そんなこと、移住前から十分想像できていたこと

 

当然、夫が中国語で話しても、娘は「何の話?」となることが増えていきます。

最初の頃はまだ多少聞き取りはできていたけど、中国語を話すことはもうほとんど無理でした。

 

お父さんが話す中国語に、日本語で返す娘。

こんな感じでしたが、娘の日本語の上達ぶりは父親の比ではありません。

 

だんだん二人の会話が全くかみ合わなくなりました。

娘はまだ小さいので遠慮なく

 

「お父さん何言ってるかわからない」

「お父さん日本語下手!」

「お父さんと話したくない」

 

と言うようになりました。

 

もし私が夫の立場だったら、自分の子どもと話が通じないなんて悔しすぎます。

だからこそ、必死でわかろうと努力をします。

 

中国にいたとき、子どもたちが幼稚園に通い始めると一気に中国語優勢になりました。

子どもたちが何を言ってるかわからない、というのが嫌で、私はそれまでよりも中国語を勉強しました。

机の上での勉強ではなく、「生きた中国語」を身に着けようと、子どもたちが触れること、見たこと、幼稚園でやったこと、先生との連絡帳など、身近な中国語を片っ端から吸収する努力をしました。

 

夫にはこの部分の努力をしようとしません。

私は自分が体験しているから、夫の気持ちもわかっているつもりでした。

そのうえで、具体的に細かく方法をアドバイスしたんですが、聞く耳を持たないんです。

 

それどころか、娘がそんな反発してくるのは私のせいだと!

 

「お前が普段『お父さんは日本語が下手だ』とか言ってるから、子どもたちもそう思うんだろう。」

 

と言ってきたときは、本当にびっくりしました。

私は子どもたちにそんなことを言った覚えはないし、どうやったら「お父さんすごい!」って子どもたちが思えるか。

それを考えていろんな方法を試してきたのに・・・

 

そんなことを言われるなんてショックでしかありません。

そんなことを言う前に、やることあるんじゃないの?って思います。

 

おまけに子どもたちに向かって

「お前たちは半分中国人だろ?それなら中国語を話せ!なんでお父さんにばっかり日本語話せとか日本語下手とか言うんだ?」

って逆ギレ・・・

 

あの・・・日本に行きたいって言い出しっぺはあなたなんですけど。

「子どもたちのために」って環境を大きく変えて、子どもたちはそれなりに苦労して頑張ってここまで日本語話せるようになったんですけど。

 

そのこと、わかってますか?

 

こんな感じなので、特に娘と父親のコミュニケーションは全くと言っていいほどとれなくなりました。

 

娘はお父さんが大好きでした。

それが「お父さん好き?」と聞かれると「普通」と答えるようになりました。

 

そして先日「お父さんイヤ!」って泣いてました・・・ 

 

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さいごに

アスペルガー 父親 子育て

父娘



娘は、長男に比べれば割と問題なく順調に育ってきました。

長男は精神状態の波が激しいし、次男にも手がかかるし、そして大きな長男=夫にもかなり手がかかる・・・

ということでどうしても後回しになりがちな娘。

 

これじゃいけない!思って、娘の気持ちをしっかり受け止めよう、寄り添おうと心がけるようになりました。

最近ではお父さんの一言一言に反発して良くない言葉遣いをしたり、ひどくはないけどたたいたり蹴ったりしてしまう娘。

大好きだったお父さんに気持ちがまったく伝わらずにイライラしているのが、見ていてすごくわかるんです。

でも、そんな娘に対して夫は

「なに?」

と怒ったような口調になってしまうし、娘の言動をきつく注意するだけになってしまう。

どうして娘がそういう態度をとってしまうのか、という部分を理解することができません。

 

おまけに、近所の仲良しのお友達も引っ越しをすることになって、娘の心は寂しさでいっぱいです。

 

「●●ちゃんは寂しいんだよね。その気持ちはよくわかるよ。●●ちゃんはとっても良い子だよ。でも叩いたり蹴ったり、悪い言葉遣いをすることはよくないこと。それはわかるよね。」

と抱きしめながら話をすると、「うん」とうなずきました。

 

娘の状態も心配なので、しっかりと見ていきたいと思います。