アスペルガーな夫を持つカサンドラ妻の嘆き~別居・離婚・シングルマザー~

アスペルガー+ADHD(未診断だけどほぼ確実)の夫を持つ妻の思いを綴ったブログです。夫との生活が辛く苦痛に感じている私はカサンドラ症候群かも?空気の読めない行動や言動、突然キレる、簡単なことが覚えられない、共感できない、そんな彼を夫に父親に持つ家族の苦悩。ストレス解消法や癒しを求めるカサンドラ妻の思い。離婚を前提とした別居を経て、無事に離婚が成立しシングルマザーとなりました。あくまでも妻側からの一方的な見方であることをどうぞご理解ください。

アスペルガー元夫のお父さんに離婚のことがバレた!

アスペルガー夫 離婚

メール

 

先日、中国にいるアスペルガー元夫のお父さん、つまりお義父さんから突然メールが届きました。

離婚したことがバレた!

隠してたわけでもないんだけど、できれば知られたくなかったんですよね。

 

aspergers.hatenablog.com

 

でも、お義父さんはやっぱり素晴らしい人でした。

 

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お義父さんからのメール

アスペルガー夫 離婚

義父からメール

久しぶりのお義父さんからの連絡。

もらったメールの内容はこんな感じでした。

どうしてこんなことになったんだ!

どうして早く知らせてくれなかったんだい?

息子が何か間違いを犯したのかい?

日本へ移住すると聞いて、幸せに暮らしてほしいと思っていたのに、こんなことになるなんてとても辛い。

子どもたちは〇〇家の跡継ぎなのに…

息子は異国の地でとてもかわいそうだ。

元に戻ることはできないのか…

 

このメールを朝4時の起きたてで見てしまい、その日はスタートからすっかり動揺してリズムがくるってしまいました。

洗濯機回すのも忘れて、いざ干そうと思ったら「洗ってなかったー!」とプチパニック。

気を確かに持ってその日の仕事と家事はなんとかこなすことができましたが。

 

「何て返信したらいいんだろう・・・」

 

そのことがずっと頭の中にグルグル回ってたもんで、効率が悪かったのは仕方ありませんね。

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カサンドラ妻からお義父さんへの返信

アスペルガー夫 離婚

スマホでメール受診

一日考えて考えて、私は次のような返信を書きました。

お義父さん、辛い思いをさせたくなかったので今まで話せませんでした。

この問題はとても複雑です。

それにもう過ぎ去ったことなので、私が何を話してもお義父さんが理解するのは難しいと思います。

実は、子どもたちも父親と離れることを望んだのです。

特に長男は、今でも父親に会うのを恐れています。

私は子どもを守らなければならない、その思いでこの結果を選びました。

どうかわかってください。

彼は多分日本の生活になじめなかったんだと思います。

私もいろんな方法を試してみましたが、ダメでした。

その結果疲れ果ててうつ病のような状態になってしまったのです。

彼は中国に戻って医者の仕事をするのがいちばんよいと思います。

それが彼の才能を発揮できる最善の方法だと思います。

だけど、彼は絶対に帰国しないと言っています。

 

私たちはもうすでに吹っ切れています。

私は、彼が健康で彼の理想を追求していくことを願っています。

お義父さんに心配をかけ、辛い思いをさせてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。

私と子どもたちは、中国の家族や親せきのことを忘れません。

3人の子どもたちは永遠にあなたの孫です。

私もお義父さんたちにとても感謝しているし、愛しています。

私はしっかりと子どもを育てます、仕事も頑張ります!

 

どんなふうに言えば、できるだけお義父さんを傷つけずに、でも何となくのことはわかってもらえるか?

すごく考えて、中国語にして送りました。

 

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その後のお義父さんからの返信

アスペルガー夫 離婚

スマホ

それに対してまたお義父さんから返信が来ました。

あなたは賢い人だ。

もう過ぎたことだし、息子が帰国しないのはよほどの理由があってのことだろう。

可愛い子どもたちもいることだし、彼のことをこれからも助けてほしい。

10数年夫婦として連れ添ったんだから。

3人の子どもたちにも、父親のことを忘れないように話してほしい。

さようなら!

 

お義父さんはとても素晴らしい人です。

誰を責めることもなく、誰を傷つけることもなく。

 

私たちの離婚のことは、お義母さんやおばあちゃん、その他大勢の親戚には一切話していないと思います。

 

お義父さんは私たちの離婚のことを知って、とても辛かったと思います。

もっと詳しく話を聞きたかったと思います。

だけど、相変わらずの優しい口調でこのようなメールを送ってきてくれました。

 

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さいごに

私はこのメールに対して、お礼とこれから前向きに生きていくことを書き、子どもたちの写真を一緒に送りました。

その後、「お疲れ様、身体大事にね。子どもたちはすごく可愛いね。」と返事をくれました。

私は、これからも時々お義父さんに子どもたちの写真を送ろうと思います。

時々、近況報告をしようと思います。

 

そして、いつの日か機会があれば、子どもたちを連れて中国に会いに行きたいです。